秋葉原を騒がせていたパンチラ姉さんが逮捕されたんだってよ。
早々この方だよね、TVで目線入りでやってたから覚えてるよ。
彼女が動くと、カメラ小僧共がこぞって動き出す。
何ともこっけいな絵だったんだが、俺はまったく興味がなかったね。
だってさぁ生足じゃ俺の趣味と違うからね。
まぁ人それぞれって事だね。
俺にとってはこっちのパンチラの方が色気があると思うんだけどね
飲み会は結構盛り上がったね・・・・
俺としては他の女性よりか、圧倒的になおみさんが光り輝いているように感じられたんだ。
そんな雰囲気を先輩も感じたのかね?
だから俺となおみさんの間に入ってきたのかもしれないね・・・
その席を先輩に譲り、俺は他の女性たちと話しをし始めたんだ。
彼女たちは意外と俺に興味を持っていたらしい。
NYから帰ってきた独身ディーラーって事でかもしれないが、まぁ俺にとっては悪い気はしないよね。
だから満面の笑みで彼女たちと話をしたんだ。
それでも俺はなおみさんが気になってしょうがなかった。
だってさぁ相手はあの悪名高い先輩だよ、俺に代わって口説きまくってるんじゅないかと思ったんじや~~。
二人は顔をくっつけて何やら話し込んでるんだよ。
誰だって気になりますよねぇ~・・・・
するとそんな俺に気がついたのか、斜め前方の女性が面白いことを俺に言ってきたんだ。
その内容は、少々俺を愕然とさせたね。
「なおみさんって実は同棲中の彼氏がいるんですよ・・・それなのに結構この手の飲み会が好きで、いつも参加するんですよ・・・・でも一番もてちゃうから凄いですね。」ってな内容のことを俺に言ってくるんだよ。
これには参ったね・・・・まぁ彼女の言葉をもろに信じることはできないが、でも・・・何となくそんな気もしだしたから言葉って不思議だよね。
俺はついつい言ってしまったんだ・・・その斜め前方の彼女にね。
「今度飲みに来ませんか?」俺としてはあくまで社交辞令のつもりだったんだが、何とその場でその彼女はOK!を出して来たんだ。
「えええええぇ~~私でいいんですかぁ? 嬉しいです・・・・じゃ何時にしますか???」何とも早い反応だったね。
今更その話は・・・・何て野暮な事は言えないし、まぁその子も結構かわいらしい子だから良いかなと自分を納得させたんだ。
場はさらに盛り上がったが、時間も遅くなりそろそろって雰囲気も漂い始めたんだ。
女性人はそろそろ帰ると言い出したんだ、じゃ今日はこれでって事になったんだ。
店を出る際にその彼女から、名刺の番号に連絡くださいと念を押されてしまった。
あっそうだ・・・・なおみさんは???
何とまぁ先輩と二人で飲みなおすって言うじゃないか・・・・何だこりゃ。
これには仏の俺も結構カチンと来たね。
マジにそのまま二人はミッドナイトの六本木で消えていったんだよ。
これって俺飲み過ぎて悪夢でも見ているのかと思ったよ。
声も掛けられず、ただ雑踏に消えていく二人を呆然と見送ったんだ。
次の日の朝は結構きつかった。
やっぱり調子こいて飲んだカクテルがいけなかったみたいだね。
何時もならバーボンを飲むのに、昨日は女性が多かったし調子こいてカクテルを付き合ったからね。
大体甘い飲み物が駄目なのにね・・・・
しかし時間通りに起きて、真水のシャワーで目を覚まして出勤したよ。
ボードについて昨夜の相場展開をチェックしていたら、アシスタントの女性が俺に外線だと伝えてきた。
その外線ボタンを押したら・・・・何と先輩ではあ~りませんか。
ええええぇ~~何ぃ~~休むぅ~~~何でよ・・・・?
彼曰く体調が優れず、今日は休むからポジション見ていてくれって・・・おいおい何だよ・・・・そんなの有りかよ。
頭に来たね、だって体調が悪いのは昨夜の酒でしょう・・・って言いたかった。
えっちょっと待てよ・・・・なおみさんとあの後何かあったのか???
そんな事が頭から離れず、その日はまったく機能できなかったよ。
取り敢えず先輩の仕事を引き継ぎ、彼のマルクエンのポジションだけは守ったよ。
当時はドイツマルクだったからね・・・今となればユーロドルって事だね。
逆に俺は自分のドル円のポジションでやられてしまったんだ。
くそぉ~~頭に来るよね、明日先輩が出てきたら絶対に問い詰めてやると心に決めたんだよ。
- 2008/04/26(土) 01:13:09|
- 調教
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